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メヌエット(ナポレオン) : 短足、フワフワな猫

 

「マンチカン」の血を引く短足ネコ「メヌエット(ナポレオン)」についてです。

napoleon

メヌエット(ナポレオン)の歴史・起源

「メヌエット(ナポレオン)」は、「マンチカン」を元に「ペルシャ」や「ヒマラヤン」「エキゾチックショートヘア」などとの掛けあわせにより生まれた品種です。
マンチカン」のかわいらしい短足と「ペルシャ」の特長である長い毛並みを取り入れようとして交配し人為的に発生した品種ですが、「ペルシャ」以外に「ヒマラヤン」など多種を交配した理由としては、「ペルシャ」の特徴である“鼻の低さ”から呼吸器系の病気にかかりやすいというネガティブな要素を取り除こうとした為です。
そのため、「メヌエット(ナポレオン)」は、人気のある「マンチカン」「ペルシャ」のハイブリッド種などと言われます。
「ナポレオン」という品種の歴史としては、生まれたのが1996年のことで比較的新しく、最近誕生したネコです。
「ナポレオン」を誕生させたブリーダーは、当時「マンチカン」のファンでもあり本職は犬(バセット・ハウンド)のブリーダーであるジョー・スミスという人物です。
「ナポレオン」は、TDCA(The Dwarf Cat Association)において品種として公認されていますが、2015年1月にTICAでは「メヌエット」(※日本語では「ミヌエット」と表記する場合もあります)という名前に変更されました。

メヌエット(ナポレオン)の特徴

マンチカン」の血を引く短い足に、「ペルシャ」の毛足の長い被毛を受け継いでいます。
とはいえ、「メヌエット(ナポレオン)」には短毛種と長毛種の両方がいます。
丸みのある体格で、毛色のカラーバリエーションも豊富です。
マンチカン」の好奇心の強い性格と「ペルシャ」の人懐っこい性格を持ち合わせているため、警戒心も少なくイエネコとしては飼いやすい品種です。
活発で好奇心旺盛、遊び好きなネコですが、鳴き声はあまり大きいということはないようです。
「メヌエット(ナポレオン)」は現在希少な品種ですが、これから人気が出てくると思われるネコの一つです。

「メヌエット(ナポレオン)」の基本データ

英語表記Minuet(Napoleon)
原産地アメリカ合衆国
誕生時期1996年
発生スタイル人為的発生(※ブリーダーが猫同士を交配させて生まれた品種)
公認団体TICA(The International Cat Association)
ボディタイプセミコビー(※やや太い)
カラー毛色:スモーク、グレイ、ブラック、フォーン、ブラウンなど多数、目色:ブルー、グリーン

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