シンガプーラ : 「小さな妖精」
世界最小のネコと言われる「シンガプーラ」についてです。
The original uploader was Squeezeweasel at English Wikipedia
シンガプーラの起源
「シンガプーラ」の原産はシンガポールで、「シンガプーラ」という名前はマレー語でシンガポールを意味します。
シンガポールではだれも興味を持っていなかった街角にいるネコを、アメリカ人夫妻が見つけて1974年にアメリカに連れて帰ったのが始まりで、その後繁殖が始まりました。
世界最小のネコの品種だと言われており、そこから「小さな妖精」という呼び名がついています。
またもともと、体が小さかったこともありシンガポールではネズミ狩りを行うために下水溝で暮らしていたことから、下水溝を意味する「ドレインキャット」などと呼ばれていたこともあります。
「シンガプーラ」はアメリカに連れて行かれた後、ショーに出場するようになったことで、人々に知られ人気がでました。
シンガプーラの特徴
「シンガプーラ」は、現在公認されているネコの品種の中では最も体が小さく、メスの場合は成長しても2キロに満たないほどの軽さです。
体型は小型ですが、筋肉質で引き締まった体をもっています。
毛足は、短くて弾力はあまりない、短毛種のネコです。
目はとても大きくアーモンド型で、濃いアイラインが入っていて顔の明るい色も相まって、その大きな目をより引き立たせています。
目の色は、グリーン、ヘーゼル、ゴールド、またはイエローで、輝きのある瞳をもっています。
性格は、おとなしくて飼い主に忠実で愛情深いので、飼いやすいネコです。
好奇心旺盛ですばしっこく、活動的で動きまわりますが、鳴き声は静かです。
やさしい性格で、しかも体が小さいので、赤ちゃんがいる家でも安心して飼えるネコといえるでしょう。
「シンガプーラ」の基本データ
英語表記 | Singapura |
---|---|
原産地 | ![]() |
誕生時期 | 1974年 |
発生スタイル | 自然発生(※長時間をかけて種として確立されてきた品種) |
公認団体 | CFA(The Cat Fanciers’ Association)、TICA(The International Cat Association) |
ボディタイプ | セミコビー(※やや太い)からセミフォーリン(※やや細身) |
カラー | 毛色:オールドアイボリーで先端がダークブラウンのテッキング(セピアアグーチ)、目色:ヘーゼル、グリーン、ゴールド、イエローなど |