アメリカンワイヤーヘア : 曲がった毛先が特徴の猫
1本1本が縮れてごわごわした毛並みが特徴のネコ「アメリカンワイヤーヘア」についてです。
アメリカンワイヤーヘアの起源
「アメリカンワイヤーヘア」の原種は、我が家のメオと同じ「アメリカンショートヘア」です。
「ワイヤーヘア」という名前のとおり、突然変異で毛先が曲がったネコが生まれたことが始まりです。
1966年、アメリカ、ニューヨーク州で毛先の曲がった縮れ毛の子猫が突然変異で生まれました。
数は少ないので、ペットショップなどで見かけることもあまりない珍しいネコですが、ワイヤーヘアの遺伝子は優性ですので、交配すればどんな種類のネコでもワイヤーヘアが混ざります。
アメリカンワイヤーヘアの特徴
性格は好奇心旺盛、よく動き回るネコ。遊び好きで人懐っこい性格です。
抱っこされるのが好きなので飼い主からするととてもかわいいタイプのネコです。
「ワイヤーヘア」というその名の通り、硬くて地じれている毛並みが特徴です。
毛が短いのでお手入れも簡単、ブラッシングする程度で終了です。
私がネコを飼う前は、ネコを選ぶ一つの基準として毛足が短いということがありました。
長期的に一緒に生活するうえで、毛が抜けて部屋中毛だらけの状態になるのが嫌だった為です。
「アメリカンショートヘア」は名前に「ショートヘア」とあるとおり毛足が短く、この品種を選んだのもそこにあります。
・・・とはいえやはり部屋にはネコの毛が落ちます。
掃除機をかけますが、サイクロン式掃除機のごみがたまる部分はいつもふわふわなネコの毛ばかり。
部屋が毛だらけになるのが嫌なので、同居スペースとしてはリビングと、探検したがるので、たまに物置部屋を開放するくらいにしています。
寝室は出入り禁止にしています。
たまに寝室のドアを開け閉めしたあとに、隙をみていつの間にか侵入し知らぬ顔をして寝室で寝ていることがありますが、本人は悪いことをしたと理解しているようで、見つかると慌てて部屋から出ていきます。
「アメリカンワイヤーヘア」の基本データ
英語表記 | American Wire Hair |
---|---|
原産地 | ![]() |
誕生時期 | 1966年 |
発生スタイル | 突然変異的発生(※突然変異で生まれ、変わった特徴を固定させた品種) |
公認団体 | CFA(The Cat Fanciers’ Association)、TICA(The International Cat Association) |
ボディタイプ | セミコビー(※やや太い) |
カラー | 毛色:ホワイト、ブラックなどの単色、バイカラー、タビーなど全色、目色:毛色に準ずる |