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線維軟骨閉塞症(せんいなんこつそくせんしょう)、脊髄炎(せきずいえん)・髄膜炎(ずいまくえん) : 飼い主が知っておきたい脳脊髄疾患

 

猫の脊髄における疾患についてです。

ソファーに倒れこむ猫
今回は、猫の脳脊髄疾患、「線維軟骨閉塞症(せんいなんこつそくせんしょう)」「脊髄炎(せきずいえん)・髄膜炎(ずいまくえん)」について見ていきます。

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線維軟骨閉塞症(せんいなんこつそくせんしょう)

大型犬に多く見られる病気ですが、猫でも特に高齢の猫に見られる症状です。

「線維軟骨閉塞症(せんいなんこつそくせんしょう)」の原因・症状

「線維軟骨閉塞症(せんいなんこつそくせんしょう)」は、椎間板の線維軟骨が脊髄の血管に入りこんでしまうことによって閉塞を起こしている状態のことです。
原因は、激しい運動や軽い外傷におけるものであると考えられていますが、詳細は不明です。
症状は閉塞を起こしている部位や虚血の程度によって違いますが、はじめは痛みを訴えはじめ、その後6時間から24時間で不全麻痺に陥ることもあります。
猫に異常がみられたらいち早く動物病院に連れて行って獣医師の診察を受けることが必要です。
治療にはステロイド剤の投与などの対症療法が行われますが、虚血の程度によっては治療方法が変わることもあるようです。

脊髄炎(せきずいえん)・髄膜炎(ずいまくえん)

遠くを見る猫
脊髄、または髄膜に炎症を起こす疾患です。

「脊髄炎(せきずいえん)・髄膜炎(ずいまくえん)」の原因・症状

「脊髄炎(せきずいえん)・髄膜炎(ずいまくえん)」になると、発熱、元気消失、食欲不振、全身の痛み、麻痺などがおこります。
「脊髄炎(せきずいえん)・髄膜炎(ずいまくえん)」の原因は、細菌やウイルス、真菌などによる感染による場合や、突発性、免疫介在性の非感染性の場合もあります。
感染性の場合の原因は様々で、「ブドウ球菌感染症」「パスツレラ症」などの細菌、「猫伝染性腹膜炎」「ジステンパー」「汎白血球減少症」「ヘルペスウイルス」「パルボウイルス」「アデノウイルス」などのウイルス、「ブラストミセス」「コクシジオイデス」「ヒストプラズマ」「アスペルギルス」などの真菌、「トキソプラズマ」「ネオスポラ」、「キュテレブラ」などの原虫、寄生虫などが考えられます。
突発性の場合は、「肉芽腫性髄膜脳脊髄炎」「ステロイド反応性髄膜脳脊髄炎」などが考えられます。
原因や状態によって症状は変わりますが、猫に異常がみられたらすぐに動物病院で診てもらう必要があります。
感染性脊髄炎の場合は抗生物質の投与による治療、突発性脊髄炎の場合にはステロイド剤、免疫抑制剤などの投与によって治療が行われます。
突発性脊髄炎の場合、完治が難しいため、薬でコントロールすることになります。

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