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マイコプラズマ多発性関節炎 : 飼い主が知っておきたい骨関節疾患

 

体内に寄生している真正細菌が原因で発症する関節炎があります。

棒に手を乗せて見つめる猫
今回は、猫の骨関節疾患、「マイコプラズマ多発性関節炎」について見ていきます。

マイコプラズマ多発性関節炎

「マイコプラズマ」は非常に小さな細胞を持つ真正細菌の一種です。

「マイコプラズマ多発性関節炎」の原因・症状

「マイコプラズマ」は真正細菌の一種で、通常でも鼻や気管などに存在していますが、健康な状態であればそれによる異変は現れません。
しかし、猫がストレスを感じて免疫力を低下させたり、体が衰弱した状態になると「マイコプラズマ」が原因となって多発性関節炎を発症することがあります。
「マイコプラズマ」に感染した場合の症状としては、多発性関節炎の症状である、歩行異常、足の腫れ、関節の痛みなどが現れます。
更には、全身症状として発熱や元気消失といった異常も現れます。
人間においても「マイコプラズマ肺炎」といった病気がありますが、「マイコプラズマ」はそれぞれの動物種によって病原体が異なるため、人間に感染した「マイコプラズマ」が猫に伝染ったり、また猫に感染した「マイコプラズマ」が人間に伝染るといった心配はありません。
猫における病原体である「マイコプラズマ」は、多発性関節炎の他にも「猫呼吸器症候群」(猫インフルエンザ)を引き起こす恐れもあり、「猫呼吸器症候群」(猫インフルエンザ)が発症すると、その猫は「マイコプラズマ」を体内に保有する「キャリア」となり、生涯マイコプラズマが寄生した状態になると言われています。
猫における「マイコプラズマ多発性関節炎」は、多関節にて発生し慢性化する場合が多く、自己免疫が原因であると考えられている「進行性多発性関節炎」と区別することが困難です。
原因を特定し早めに適切な治療を行うためにも、猫に異常が現れた段階ですぐに動物病院で診察を受ける必要があります。
「マイコプラズマ」が原因であることを診断するために、猫から関節液を採取し、マイコプラズマ培地により「マイコプラズマ」を分離することで確定診断を行うことになるでしょう。
治療は抗生物質の投与が効果的であるとされています。
処方される抗生物質には、「クロラムフェニコール」「テトラサイクリン」「ドキシサイクリン」といったものがあります。
「マイコプラズマ感染症」による症状が重症である場合は、その症状を慢性化させないための治療が行われます。
上記の抗生物質による治療も含めた対処療法が行われることになるでしょう。

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