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前十字靭帯断裂(ぜんじゅうじじんたいだんれつ) : 飼い主が知っておきたい骨関節疾患

 

膝の中に位置する靭帯の損傷、断裂についてです。

野良猫の様子
今回は、猫の骨関節疾患、「前十字靭帯断裂(ぜんじゅうじじんたいだんれつ)」について見ていきます。

前十字靭帯断裂(ぜんじゅうじじんたいだんれつ)

「前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)」は膝の中に位置する靭帯の一つで、膝関節の安定を保つために重要な役割を果たしています。

「前十字靭帯断裂(ぜんじゅうじじんたいだんれつ)」の原因・症状

「前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)」が断裂すると、膝関節が不安定になり歩行障害がおこります。
「前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)」の損傷直後から症状が現れ、重症の場合は足に体重がかかることで痛みを感じ、足を地面につくことができなくなり、また歩くことができなくなってしまいます。
「前十字靭帯断裂(ぜんじゅうじじんたいだんれつ)」には、靭帯が全て断裂してしまう「完全断裂」と、靭帯の一部が傷ついて損傷する「部分断裂」があります。
猫の場合、「完全断裂」のほうが多い傾向で、またその約半数が「後十字靭帯」「側副靭帯」の断裂も同時に起こっているということです。
また膝関節内でクッションの役割をしている「内側半月板」も同時に損傷してしまうこともあります。
原因は外傷によるもので、交通事故や高いところから落ちるなどといったことが挙げられます。
また肥満の場合は、特に靭帯が断裂しやすくなるため、「前十字靭帯断裂(ぜんじゅうじじんたいだんれつ)」などが起こらないように体重管理することも結果として予防策になります。
もし「前十字靭帯断裂(ぜんじゅうじじんたいだんれつ)」の症状が見られる場合は獣医師に診てもらうことが必要です。
診断は、歩行検査やX線検査、触診などによって行われます。
足を屈伸した時に膝から音がする場合、同時に半月板を損傷している可能性があります。
治療は、保存療法と外科療法があり、保存療法では鎮痛剤やサプリメントを服用しながらリハビリテーションを行います。
治療中は運動制限するとともに、肥満の猫の場合は体重管理を行うことも大切です。
また痛みが続き歩行が困難な場合は、外科手術によって膝関節の安定を図る必要が出てきます。
また他の靭帯損傷、断裂が起こっている場合も外科手術によって治療を行う必要があるかもしれません。
外科手術を行った場合は、術後6〜8週間は運動制限することが必要になります。
外科手術を行ったとしても慢性関節炎の場合は徐々に進行しますので、関節炎に対する治療、ケアが必要となります。

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