ヨーロピアンショートヘア : 歴史あるヨーロッパの血統種

数が少なく珍しい品種「ヨーロピアンショートヘア」についてです。

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ヨーロピアンショートヘアの起源

20世紀後半(1982年)までは、もともと「ブリティッシュショートヘア」と同種として分類されていたということもあり、あまり名前を知られていない品種です。
起源はヨーロッパ大陸で、歴史あるヨーロッパの血統を引き継ぐネコとしてヨーロッパ大陸で確立されたネコです。
これまでネコのブリーダーにあまり興味を持たれない品種だったため、「ブリティッシュショートヘア」や「アメリカンショートヘア」ほど繁殖がなく、現在、非常に数が少ない品種となっています。

ヨーロピアンショートヘアの特徴

「ヨーロピアンショートヘア」は、「ブリティッシュショートヘア」や「アメリカンショートヘア」と特徴がよく似ている品種で、あまり知名度がないため珍しいネコです。
毛並みは短めで、色は多種多様、模様は「スポット」や「タビー」です。
ヨーロピアンショートヘアは、トイレや食事などしつけがしやすいお利口なネコ。
性格的におとなしくて甘え上手でお利口なうえ、目がクリっとしていたり外見も美しいネコなので、一緒に暮らすには理想的なネコかもしれません。
ただ、数が少ないということもありペットショップなどでもあまりその姿を見ることはないですね。

ネコは従順なイメージの強いイヌと違い自立したイメージがあり、あまり人に懐かない印象がありますが、ネコも年をとるにつれてどんどん人懐っこくなってきます。
7歳になる「アメリカンショートヘア」の「メオ」も子供の頃と比べると大分、性格が変わってきました。
飼い主としては、日に日にかわいくて仕方が無くなってきます。

「ヨーロピアンショートヘア」の基本データ

英語表記 European Shorthair
原産地 ヨーロッパ
誕生時期 1982年
発生スタイル 自然発生(※長時間をかけて種として確立されてきた品種)
公認団体 ACFA(American Cat Fanciers Association)、FIFe(Federation Internationale Feline)
ボディタイプ セミコビー(※やや太い)
カラー 毛色:タビー、スポットなど全て、目色:毛色に準ずる