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糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん) : 飼い主が知っておきたい腎・泌尿器の病気

 

初期段階では症状がほとんどみられないと言われているので注意が必要です。

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今回は、猫における腎・泌尿器の病気、「糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)」について見ていきます。

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糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)

「糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)」は「腎炎(じんえん)」の一つで、糸球体という血液を濾過する働きをしている部分が炎症をおこした状態のことを言います。

「糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)」の原因・症状

「糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)」は初期段階にはほとんど症状が見られないと言われており、初期段階での発見が難しい病気であると言われています。
病気が悪化すると、食欲不振、元気消失、むくみ、腹水、下痢、嘔吐など、「急性腎不全」や「慢性腎不全」と同様の症状が見られるようになります。
(※「高窒素血症(こうちっそけっしょう)・腎不全(じんふぜん)・尿毒症(にょうどくしょう) : 飼い主が知っておきたい腎・泌尿器の病気」)
(※「腎不全(じんふぜん)、尿失禁 : 飼い主が知っておきたい消化器系の病気」)
また、高血圧による眼底出血など目における異常、血液の異常凝固による血栓症などが発生する場合もあるようです。
「糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)」は、原因がはっきりとは解明されていない病気ですが、免疫が関係していると考えられているようです。
「フィラリア症」や「ライム病」「リンパ球性白血病」「リンパ腫」などの病気が発症に関与しているのではないかと言われているようです。
(※「フィラリア症(犬糸状虫症) : 飼い主が知っておきたい循環器系の病気」)
(※「[リンパ・造血器腫瘍]白血病(慢性骨髄性白血病、慢性リンパ球性白血病) : 飼い主が知っておきたい血液・免疫系疾患」)
(※「リンパ腫 : 飼い主が知っておきたい腫瘍性疾患」)
また発症の原因として遺伝的なものが関与している場合もあるのではないかと言われているようです。
動物病院での診断は、尿検査によるタンパク尿の有無、腎臓の病理組織検査などによって行われることになるでしょう。
タンパク尿が見られる病気としては、「下部尿路疾患」なども考えられるため、確定診断には病理組織検査が必要になります。
治療としては、原因となっている病気がある場合は、原因疾患に対する治療が行われることになるでしょう。
また、高血圧や血栓症が確認される場合は、内科治療によって薬の投与が必要になることが考えられます。
(※「高血圧症 : 飼い主が知っておきたい循環器系の病気」)
(※「猫伝染性貧血、血栓症、心臓病 : 飼い主が知っておきたい循環器系の病気」)

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