MeoNavi [メオナビ]

猫と暮らすライフスタイル、猫ライフ情報を発信します

血尿症(けつにょうしょう) : 飼い主が知っておきたい腎・泌尿器の病気

 

尿の中に血液が混ざっている状態が「血尿症(けつにょうしょう)」です。

%e6%a1%9c%e3%81%a8%e7%8c%ab
今回は、猫における腎・泌尿器の病気、「血尿症(けつにょうしょう)」について見ていきます。

Sponsored Link

血尿症(けつにょうしょう)

原因はさまざまですが、一般的な「血尿症(けつにょうしょう)」の原因は「膀胱炎(ぼうこうえん)」だと言われています。

「血尿症(けつにょうしょう)」の原因・症状

「血尿症(けつにょうしょう)」の症状が見られた場合、一般的な原因は「膀胱炎(ぼうこうえん)」だと言われています。
「膀胱炎(ぼうこうえん)」は、多くの場合、生殖器からの細菌感染が原因で、他にはは「膀胱結石(ぼうこうけっせき)」が原因で発症することもあります。
「膀胱炎(ぼうこうえん)」になると、猫はトイレに向かう回数は増えますが、尿を十分に排泄することができず、残尿感を感じたりトイレの時に不快感を感じるようになります。
尿の量はいつもよりも少なく、また尿中に血液が混ざった「血尿症(けつにょうしょう)」の症状がみられたりします。
(※「膀胱炎(ぼうこうえん)、便秘 : 飼い主が知っておきたい消化器系の病気」)
また、「膀胱腫瘍(ぼうこうしゅよう)」の場合も「血尿症(けつにょうしょう)」の症状が現れることが多いと言われています。
「膀胱腫瘍(ぼうこうしゅよう)」は、猫においては発生する機会は稀であると言われておりますが、膀胱内に発生する腫瘍性の病気で、発生した場合その多くは悪性腫瘍であると言われています。
「血尿症(けつにょうしょう)」の症状が見られた場合、動物病院での診断は、尿検査によって尿中の赤血球の状態を確認することになるでしょう。
「膀胱炎(ぼうこうえん)」が原因の場合は、赤血球の他に白血球や細菌が尿中に確認されることになります。
また、「血尿」とは別に「血色素尿」という症状があります。
「血色素尿」は、血液中の赤血球が大量に破壊されてしまう「溶血」という状態で発生するもので、「血尿」と同様に赤い尿の状態になりますが、尿の顕微鏡検査では赤血球は確認されません。
「血色素尿」の原因として考えられるのは、「猫白血病ウイルス感染」や「ヘモプラズマ症(猫伝染性貧血・ヘモバルトネラ症)」、また「ネギ」を食べてしまいネギ中毒の状態になった場合にも発生する恐れがあります。
(※「猫白血病ウイルス(FeLV)、トキソプラズマ症 : 飼い主が知っておきたい重い病気」)
(※「ヘモプラズマ症(猫伝染性貧血・ヘモバルトネラ症) : 飼い主が知っておきたい細菌・ウイルス感染症」)
(※「猫に「ネギ」を食べさせてはいけません」)
治療としては、その原因に対する治療が行われることになります。
「膀胱炎(ぼうこうえん)」が原因の場合、細菌培養検査、感受性検査によって適切な抗生物質が選択され投与されることになるでしょう。
出血の状態がひどい場合は、止血剤の投与が行われることもあるようです。

 - 猫の健康・病気 , ,

Sponsored Link
 
お役に立ったら、クリック頂けると幸いです。

  関連記事

癌(がん)・リンパ腫、猫エイズ(FIV) : 飼い主が知っておきたい重い病気

かかると重い病気として「癌(がん)・リンパ腫」や「猫エイズ」という病気があります。今回は、これら猫における重い病気、「癌(がん)・リンパ腫」、「猫エイズ」について見ていきます。

膿皮症、脂漏症 : 飼い主が知っておきたい皮膚の病気

病気やストレス、また老化などが原因となって皮膚の抵抗力が衰えることから、「膿皮症」や「脂漏症」など皮膚病になり、猫は皮膚に炎症が起こり痛みを感じます。今回は、猫における皮膚の病気、「膿皮症」「脂漏症」について見ていきます。

[止血凝固異常]血小板減少症、免疫介在性血小板減少症 : 飼い主が知っておきたい血液・免疫系疾患

常な猫の場合は止血凝固機構の働きにより血流を正常に保ちますが、血液凝固機構に異常が生じる病気があります。今回は、猫の血液・免疫系疾患である「血液凝固異常」について見ていきます。

口内炎、歯肉炎、歯周炎 : 飼い主が知っておきたい口の病気

猫の口におけるトラブルもよく発生することの一つですので、猫の口についても飼い主は普段からチェックしておきたい箇所です。今回は、猫における口の異常、「口内炎」「歯肉炎・歯周炎」について見ていきます。

食道内異物(しょくどうないいぶつ) : 飼い主が知っておきたい消化器系の病気

誤飲、誤食による異常についてです。今回は、猫における消化器系の異常、「食道内異物(しょくどうないいぶつ)」について見ていきます。

[放線菌症(ほうせんきんしょう)]ノカルジア症 : 飼い主が知っておきたい細菌・ウイルス感染症

主に土の中にいる細菌による細菌性疾患があります。今回は、猫における細菌・ウイルス感染症、「放線菌症(ほうせんきんしょう)」のうち、「ノカルジア症」について見ていきます。

できれば猫には食べさせないほうが良いパイナップル
できれば猫には食べさせないほうが良い果物

猫によってはアレルギー反応を引き起こしたり、カロリーや糖質、食物繊維のとりすぎになってしまう果物があります。今回は、できれば猫には与えないようがよい果物についてです。

嘔吐(おうと)、嚥下困難(えんげこんなん) : 飼い主が知っておきたい消化器系の病気

食事にまつわる病気、消化器系の病気についてです。今回は、猫における消化器系の異常、「嘔吐(おうと)」「嚥下困難(えんげこんなん)」について見ていきます。

猫回虫症(トキソカラ症)、瓜実条虫(サナダ虫) : 飼い主が知っておきたい消化器系の病気

寄生虫は猫にさまざまな悪影響を及ぼしますので、異常がみられたらすみやかに獣医師にみてもらうことが大切です。今回は、猫における消化器系の病気、「猫回虫症」(トキソカラ症)、「瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)」(サナダ虫)について見ていきます。

胃内異物(いないいぶつ) : 飼い主が知っておきたい消化器系の病気

誤飲、誤食による異常についてです。今回は、猫における消化器系の異常、「胃内異物(いないいぶつ)」について見ていきます。