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食道狭窄(しょくどうきょうさく) : 飼い主が知っておきたい消化器系の病気

 

食道の一部が狭くなってしまい、食べたものが食道を通過できなくなってしまうことがあります。

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今回は、猫における消化器系の異常、「食道狭窄(しょくどうきょうさく)」について見ていきます。

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食道狭窄(しょくどうきょうさく)

「食道狭窄(しょくどうきょうさく)」は、先天性の場合と後天性の場合があります。

「食道狭窄(しょくどうきょうさく)」の原因・症状

「食道狭窄(しょくどうきょうさく)」は、先天的に奇形だったことによって血管の異常があり食道が狭くなってしまう血管輪異常と、後天的に「食道炎」が悪化することによって炎症箇所が瘢痕形成(はんこんけいせい)することで食道が狭くなってしまう場合があります。
(※「食道炎(しょくどうえん) : 飼い主が知っておきたい消化器系の病気」)
生まれつきの異常である場合は、ミルクを飲んでいる時期から離乳食を与え始める頃に食べ物を吐出してしまうことで発覚することが多いようです。
また後天的に「食道炎」などから炎症が瘢痕化して起こった「食道狭窄(しょくどうきょうさく)」の場合は、胃液の逆流や、異物によって発生した「食道炎」、あるいは抗生物質などによる「食道炎」が悪化して起こる場合があります。
「食道狭窄(しょくどうきょうさく)」の症状としては、吐出、よだれなどがあり、食欲はあっても食べた後に吐き出してしまいます。
このような症状が見られた場合は、速やかに動物病院で診てもらうことが必要です。
動物病院での診断は、造影X線検査や内視鏡検査によって行われることになるでしょう。
先天的な血管輪の異常による「食道狭窄(しょくどうきょうさく)」の場合、狭窄している場所の周りに血管の拍動が見られる、食道内腔が血管にそってねじれて見えるといったことが確認されるでしょう。
また、後天的に発生した瘢痕形成によって発生した「食道狭窄(しょくどうきょうさく)」の場合は、食道の一部分が狭窄していることが確認されるでしょう。
「食道狭窄(しょくどうきょうさく)」の治療としては、外科的な処置が行われることになるでしょう。
先天的な血管輪の異常である場合は、締め付けられている部分を切除する手術が行われます。
動脈を傷つけてしまう危険を伴う手術ですので、リスクも伴うことになるでしょう。
また、後天的な理由による「食道狭窄(しょくどうきょうさく)」の場合は、内視鏡を使用しながらカテーテルを挿入し、狭窄部位でバルーンをふくらませるバルーンダイレーターによる処置などが行われることになるでしょう。

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