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不正咬合(ふせいこうごう)、口蓋裂(こうがいれつ) : 飼い主が知っておきたい口の病気

 

猫の口や鼻周辺における異常についてです。

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今回は、猫における猫における口の異常、「不正咬合(ふせいこうごう)」、「口蓋裂(こうがいれつ)」について見ていきます。

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不正咬合(ふせいこうごう)

「不正咬合(ふせいこうごう)」は歯並びの異常や、上下の顎の長さが違うことで噛み合わせが悪い状態の症状のことです。

「不正咬合(ふせいこうごう)」の原因・症状

「不正咬合(ふせいこうごう)」は、先天性と後天性の外傷による場合が考えられますが、いずれにしても猫における発生は他の動物と比較しても少ないようです。
後天性の場合は、交通事故や高所からの落下による骨折や打撲による骨の歪みが原因となる場合があります。
また歯周疾患により動揺した歯牙が上下でぶつかることもあるようです。
「不正咬合(ふせいこうごう)」であった場合でも、日常生活に問題がないようなら特別な治療は必要ないようです。
しかし、歯牙が移動してしまっていたり、口腔内で歯牙が食い込んでしまっているような場合は抜歯することになるかもしれません。

口蓋裂(こうがいれつ)

「口蓋裂(こうがいれつ)」は、猫の口と鼻の間の部分である「口蓋(こうがい)」に穴が空いてしまっている状態のことです。

「口蓋裂(こうがいれつ)」の原因・症状

「口蓋裂(こうがいれつ)」の原因は、生まれる前に母猫の胎内において栄養障害、成長を阻害するような薬物摂取、ウイルスや細菌感染、遺伝などの先天的な場合と、歯周病の悪化や噛み傷、交通事故による外傷などの後天的な場合が挙げられます。
「口蓋裂(こうがいれつ)」は、上顎に穴が開き、口の中と鼻の穴が繋がってしまうため、子猫の場合はうまくミルクを飲むことができず、状態が悪ければ生まれてすぐに死に至ることもあります。
口の中と鼻の穴が繋がってしまうために、ミルクや水を飲むと気管から肺に入り込んでしまい誤嚥性の肺炎、くしゃみ、呼吸困難、咳、よだれ、慢性鼻炎や気管支炎、などが発生します。
「口蓋裂(こうがいれつ)」の治療としては、外科手術によって避けている口蓋裂を閉鎖することになるでしょう。
症状が軽い場合、食事や飲水に問題がない状態であれば、外科手術はせずに経過観測する場合もあるようですが、鼻炎などの症状が残る場合は外科手術による治療を行わないと改善は難しいと言われています。
外科手術を行う際、子猫の場合は手術する前にチューブなどを使ってミルクを与えたりして体力をつけておく必要があります。
外科手術は、裂傷部分における左右の口蓋粘膜を縫い合わせることになるでしょう。
外科手術後は、傷が塞がるまでは誤嚥性肺炎を避けるために、チューブやカテーテルによって栄養や水分を摂取することになるでしょう。

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