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皮膚における肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ) : 飼い主が知っておきたい腫瘍性疾患

 

若齢から老齢まで幅広い年齢層で発生する腫瘍性疾患です。

遠くを見つめる野良猫
今回は、猫における腫瘍性疾患、「皮膚における肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」について見ていきます。

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皮膚における肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)

「皮膚における肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」については、「飼い主が知っておきたい皮膚の病気」で以前ご紹介しましたが、(「皮膚リンパ肉腫、肥満細胞腫、悪性黒色腫(悪性メラノーマ) : 飼い主が知っておきたい皮膚の病気」)、今回は更に詳細について見ていきます。

「皮膚における肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」の原因・症状

「皮膚における肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」は、猫の皮膚における腫瘍の中では二番目に多い腫瘍性疾患であるといわれており、若齢から老齢まで幅広い年齢での発生が確認されています。
欧米での調査では、遺伝的な要因で「シャム」での発生が多い傾向にあると言われています。
殆どの場合、無毛で硬い隆起が皮膚に発生し、部位としては顔や頚での発生が多いと言われています。
犬においても「皮膚における肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」は発生しますが、犬における「皮膚における肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」に悪性腫瘍が多いのに対し、猫においては過半数が良性腫瘍であるといわれているようです。
しかし、脾臓など内臓に発生した悪性の「肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」が皮膚に現れることや、皮膚の「肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」が内臓などに転移することも考えられますので、軽視することなく異常がみられたらいち早く治療に移ることが望ましいです。
また「皮膚における肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」は、再発する確率よりも別の皮膚で新たに発生することも多く見られるため、一度「肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」になった猫においては、完治した後も皮膚に異常が起こっていないかを気にしてみておくことが大切です。
「皮膚における肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」の症状としては、無症状である場合も多くありますが、痒みを感じて患部をよく引っ掻くようになることがあります。
動物病院での診断は、針を使用して細胞を採取し検査する針生検や、細胞を塊状に採取し検査する組織生検によって行われることになるでしょう。
しかし、針生検などによって検査して「肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」が発見されなかったとしても、実は潜んでいるということもあるようですので、「肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」ではないという結果が出ても、異常が続くようなら繰り返し検査するといった積極的な検査が大切です。
治療としては、外科手術による切除が第一の選択肢となるでしょう。
「肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」は、悪性ではないものの完全な良性腫瘍というわけではありませんので、できるだけ広範囲に切除することが望まれるようです。
治療後も、再び発生していないか普段から観察するようにすることが大切です。

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