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上皮小体(じょうひしょうたい)(副甲状腺)における腫瘍、膵臓(すいぞう)における腫瘍 : 飼い主が知っておきたい腫瘍性疾患

 

「上皮小体(じょうひしょうたい)」(副甲状腺)の腫瘍は、猫においては稀なケースではあるようです。

道で倒れこんでいる猫
今回は、猫における腫瘍性疾患、「上皮小体(じょうひしょうたい)における腫瘍」「膵臓(すいぞう)における腫瘍」について見ていきます。

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上皮小体(じょうひしょうたい)(副甲状腺)における腫瘍

「上皮小体(じょうひしょうたい)」又は「副甲状腺」は、猫の喉の下辺りに位置する器官です。

「上皮小体(じょうひしょうたい) (副甲状腺)における腫瘍」の原因・症状

「上皮小体(じょうひしょうたい)(副甲状腺)」 は、「副甲状腺ホルモン」を分泌することで、体内のカルシウムやリンの代謝調節をしている大切な器官の一つです。
「上皮小体(じょうひしょうたい)」(副甲状腺)における腫瘍の多くは良性腺腫で、高カルシウム血症を伴うということですが、「上皮小体(じょうひしょうたい)」 (副甲状腺)における腫瘍は非常に稀なようです。
症状としては、頸部に腫瘤が確認できるようになります。
頸部の腫瘤という点では、よく似ている「甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)」との鑑別が必要になります。
診断としては、血液検査を行うことで高カルシウム血症を確認したり、血液中の上皮小体ホルモン値の上昇を見ることで、「甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)」と異なる病状を確認することになるでしょう。
治療としては、外科手術による上皮小体の摘出が第一の選択肢となります。
「上皮小体(じょうひしょうたい)」(副甲状腺)の腫瘍を摘出することで、高カルシウム血症や他、臨床症状が改善に向かう事になります。

膵臓(すいぞう)における腫瘍

「膵臓(すいぞう)における腫瘍」は、膵島細胞(すいとうさいぼう)腫瘍である「インスリノーマ」「ガストリノーマ」が発生する病気です。

「膵臓(すいぞう)における腫瘍」の原因・症状

膵島細胞(すいとうさいぼう)腫瘍である「インスリノーマ」は、「インスリン」を過剰に分泌し、それにより、低血糖を引き起こすこととなります。
診断は、低血糖による症状の確認や、血糖値の測定、糖分の補給による症状改善状況などを見ることで仮診断が行われることになるでしょう。
また「ガストリノーマ」は、「ガストリン」を過剰に分泌し胃酸の産生を刺激することで「胃潰瘍」を引き起こすことになります。
診断は、胃潰瘍の症状の確認や内視鏡による胃潰瘍の状況確認、血中のガストリン濃度測定によって診断されることになるでしょう。
治療としては、外科手術による腫瘍の摘出、他症状によって投薬による治療が行われることになると思われますが、症例が少ないため詳細はわからないことが多い状況のようです。

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