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唾液腺における腫瘍 : 飼い主が知っておきたい腫瘍性疾患

 

「シャム」に多く発症するということが言われている病気があります。

座っているシャム
今回は、猫における腫瘍性疾患、「唾液腺における腫瘍」について見ていきます。

唾液腺における腫瘍

「唾液腺における腫瘍」は、殆どの場合悪性腫瘍である「唾液腺がん」です。

「唾液腺における腫瘍」の原因・症状

「唾液腺における腫瘍」は、頬、あるいは耳の下の部分に腫れが確認でき、悪化すると皮膚に潰瘍ができます。
潰瘍になると、その部位から細菌感染が発生したり、またそれによって悪臭が発生することもあります。
耳下の唾液腺の腫瘍になると、外耳炎を併発することもあります。
「シャム」に多く発生するということも言われているため、シャム猫の飼い主は特に気をつけてみておく必要があります。
「唾液腺における腫瘍」の症状としては、よだれ、嚥下困難に加え、猫は痛みを感じます。
悪性腫瘍である「唾液腺がん」の場合、リンパ節に転移することが多くあり、その場合は下顎のリンパ節が腫脹します。
リンパ節の腫れは、唾液腺の腫れと非常に近い位置で起こるため、身体検査で間違えずに把握することが必要となります。
また、「唾液腺がん」が肺へ転移することは少ないと言われているようですが、「唾液腺がん」が確認された場合も念のため胸部X腺検査により転移していないことを確認しておくことが必要になります。
「唾液腺における腫瘍」の場合、早めに適切な処置が行われれば予後は比較的良好であると言われているようですので、猫に異常がみられたらすぐに獣医師に診てもらうことが大切です。
動物病院での診断は、針で細胞を採取し検査する針生検、また細胞を塊状で採取し検査する組織生検(バイオプシー)によって行われることになります。
腫瘍が大きくなってしまっている場合は、CT検査で周囲への浸潤を確認することも有用であるとされています。
治療としては、まずは外科手術によって摘出する必要があります。
しかし周辺組織に広がってしまっている場合は、外科手術によって一部を摘出しても再発の確率が高まってしまいますので、外科手術と合わせて放射線治療が行われることになるでしょう。
また、猫の状態によっては放射線治療に加え、抗がん剤の投与による治療も行われることがあります。
悪性の「唾液腺における腫瘍」の場合、予後の生存期間は500日以上であることが多いと言われていますので、しっかりと治療をおこなうことが大切になります。

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