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レプトスピラ症 : 飼い主が知っておきたい細菌・ウイルス感染症

 

人獣共通感染症であり、家畜伝染病予防法で届出伝染病に含まれる細菌性疾患があります。

道で寝込む猫
今回は、猫における細菌・ウイルス感染症、「レプトスピラ症」について見ていきます。

レプトスピラ症

「レプトスピラ」はトレポネーマ目の一つで、病原性のあるものと無いものの2種類に分類される微生物です。

「レプトスピラ症」の原因・症状

「レプトスピラ」は、中性もしくは弱アルカリ性の淡水や土壌に生息しており、猫の体には経口的、または経皮的に感染し、やがて腎臓などに感染します。
「レプトスピラ」は、病原性のあるものと無いものの2種類に分類され、病原性のある菌においては、その血清型によりおよそ250種類以上にも分類される病原性細菌です。
病原性レプトスピラは、その症状により「黄疸出血型(おうだんしゅっけつがた)」と「腎炎型(じんえんがた)」に分けられます。
「黄疸出血型(おうだんしゅっけつがた)」は、レプトスピラ・コペンハーゲニ、レプトスピラ・イクテロヘモラギエという菌種によって起こり、「腎炎型(じんえんがた)」はレプトスピラ・カニコーラ、レプトスピラ・ヘブドマディスという、それぞれ血清型の異なる菌種によっておこります。
腎炎型の場合、カニコーラ型、ヘブドマディス型それぞれ原因菌の違いによって症状が異なります。
病原性レプトスピラは、感染した動物の尿から排出されるため、汚染された水や土壌、食物から感染すると言われています。
感染してしまった場合、治療としては、テトラサイクリン系、ペニシリン系の抗菌剤投与が行われます。
また、対症療法により、急性腎不全、肝障害などの治療、また栄養補給によって体力の維持、向上が試みられるでしょう。
「レプトスピラ症」の予防としては、ワクチンの投与が有効です。

 

「黄疸出血型(おうだんしゅっけつがた)」

高熱、下痢、嘔吐、貧血などが現れ、口腔粘膜や眼結膜の充血、また腎臓障害や肝臓不全になり、皮膚や粘膜が黄色くなる黄疸が発生します。
治療が遅いと死に至ることもありますので、早期発見により治療を行うことが大切です。

 

カニコーラ型腎炎

食欲不振、元気消失、高熱などとともに、口腔粘膜や眼結膜の充血、出血性胃腸炎、腎炎による血便、嘔吐、貧血、口内炎などがおこります。
また重症化すると、尿毒症や脱水症状が起こり、治療が遅れると死に至ることもあります。

 

ヘブドマディス型腎炎

カニコーラ型腎炎と同様に、食欲不振、元気消失、高熱、口腔粘膜・眼結膜の充血、出血性胃腸炎、腎炎、嘔吐、貧血、口内炎などが起こりますが、更に肝炎を併発しやすく、また併発した場合、死に至ることが多くあります。

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