MeoNavi [メオナビ]

猫と暮らすライフスタイル、猫ライフ情報を発信します

ヘルペスウイルス性皮膚炎、細菌性皮膚炎 : 飼い主が知っておきたい皮膚の病気

 

ウイルスや細菌に感染することによる皮膚病があります。

道でひなたぼっこする猫
今回は、猫における皮膚疾患、「ヘルペスウイルス性皮膚炎」「細菌性皮膚炎」について見ていきます。

Sponsored Link

ヘルペスウイルス性皮膚炎

「ヘルペスウイルス性皮膚炎」は、眼や鼻、唇の周りに皮膚炎を起こすヘルペスウイルスによる皮膚炎です。

「ヘルペスウイルス性皮膚炎」の原因・症状

「ヘルペスウイルス性皮膚炎」に感染すると、2〜10日程度の潜伏期間を経て、くしゃみや鼻水、結膜炎、口内炎、食欲不振、咳など、風邪をひいた時のような症状が現れます。
悪化すると肺炎やウイルス血症になって流産、失明など深刻な症状を引き起こし、死に至る場合もある怖い病気です。

また眼や鼻、唇の周りに皮膚炎を起こすこともあります。
皮膚炎を起こしてしまうと、目、鼻、唇の周りの皮膚が赤くただれてしまいます。
症状が悪いと「びらん」や「潰瘍(かいよう)」に発展することもあります。
また肺炎やウイルス血症になってしまうと、流産や失明、症状が悪ければ死に至ることもあるため、猫に異常がみられたらなるべく早く獣医師に診てもらうのが良いでしょう。
動物病院での診断は、皮膚の病理組織検査をすることで行います。
「ヘルペスウイルス性皮膚炎」からの二次感染を防ぐために、抗生剤が投与されることになるでしょう。
また「ヘルペスウイルス性皮膚炎」の猫は、ストレスを感じたりすることで体力が落ちてしまうとヘルペスウイルスが活性化してしまうため、猫にストレスを感じさせないよう十分に注意します。

細菌性皮膚炎

「細菌性皮膚炎」は、皮膚に細菌が侵入することで発生する皮膚炎です。

「細菌性皮膚炎」の原因・症状

「細菌性皮膚炎」は、ブラッシングや猫同士の喧嘩による引っかき傷などから感染したり、あるいはアトピー性皮膚炎や寄生虫感染から併発して感染することもあります。
症状としては、皮膚の腫れ、水ぶくれ、膿疱、びらん、潰瘍、膿、かさぶたなどが起こり、症状が悪いと、元気消失、発熱などの症状が見られます。
治療としては、発症箇所を消毒剤を添加したシャンプーをつかって洗浄したり、抗生物質の投与などが行われます。
また、症状が悪い場合は、消炎剤の投与が行われることもあるでしょう。
他の病気が併発していて、それが影響している場合は、基礎疾患に合わせて治療が行われます。
「細菌性皮膚炎」の予防策として、日頃から猫の皮膚を清潔に保つために適度にシャンプーしたり、またブラッシングすることが効果的です。

 - 猫の健康・病気 , ,

Sponsored Link
 
お役に立ったら、クリック頂けると幸いです。

  関連記事

偽妊娠(ぎにんしん) : 飼い主が知っておきたいメス猫の病気

偽妊娠になると猫にとっても飼い主にとっても精神的に非常に辛い場合もあります。今回は、メス猫に起こる症状、「偽妊娠(ぎにんしん)」について見ていきます。

[骨肉腫(こつにくしゅ)]体軸骨格における骨肉腫 : 飼い主が知っておきたい腫瘍性疾患

「骨肉腫」は、発生部位により大きく「体軸骨格」と「四肢骨格」の二つに分類されます。今回は、猫における腫瘍性疾患「骨肉腫」のうち、「体軸骨格における骨肉腫」について見ていきます。

[放線菌症(ほうせんきんしょう)]アクチノミセス症 : 飼い主が知っておきたい細菌・ウイルス感染症

主に土の中にいる細菌による細菌性疾患があります。今回は、猫における細菌・ウイルス感染症、「放線菌症(ほうせんきんしょう)」のうち、「アクチノミセス症」について見ていきます。

腎盂腎炎(じんうじんえん) : 飼い主が知っておきたい腎・泌尿器の病気

腎臓や腎臓から尿管につながる部分の腎盂(じんう)における炎症があります。今回は、猫における腎・泌尿器の病気、「腎盂腎炎(じんうじんえん)」について見ていきます。

化膿性関節炎(かのうせいかんせつえん) : 飼い主が知っておきたい骨関節疾患

猫同士のケンカや交通事故などによる外傷が原因で発症する関節炎があります。今回は、猫の骨関節疾患、「化膿性関節炎(かのうせいかんせつえん)」について見ていきます。

果物屋
猫も食べられる果物

猫に食べさせてはいけない果物やできればあまり食べさせたくない果物もありますが、全てがダメなわけではなく、猫の体にもよい果物もあります。ただし、果物は全般的に糖分が高いので、くれぐれも食べさせすぎは禁物です。

ネコクラミジア感染症、失明 : 飼い主が知っておきたい目の病気

目だけではありませんが感染による病気については、適切な処置を早急に施さないと命の危険すら危ぶまれる可能性もあります。今回は、猫における目の病気「ネコクラミジア感染症」、また「失明」の症状について見ていきます。

高血圧症 : 飼い主が知っておきたい循環器系の病気

全身の血圧が上昇している状態になる病気が「高血圧症」です。今回は、猫における循環器疾患、「高血圧症」について見ていきます。

心室中隔欠損症(しんしつちゅうかくけっそんしょう) : 飼い主が知っておきたい循環器系の病気

心臓における先天的な理由による病気についてです。今回は、猫における循環器疾患、「心室中隔欠損症(しんしつちゅうかくけっそんしょう)」について見ていきます。

眠る子猫
重症筋無力症(じゅうしょうきんむりょくしょう) : 飼い主が知っておきたい筋肉疾患

猫の筋肉における疾患についてです。今回は、猫の筋肉疾患、「重症筋無力症(じゅうしょうきんむりょくしょう)」「筋硬直症(きんこうちょくしょう)・ミオトニー」について見ていきます。