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咀嚼筋筋炎(そしゃくきんきんえん)、腫瘍随伴性筋炎(ずいはんせいきんえん) : 飼い主が知っておきたい筋肉疾患

 

猫の体の筋肉に起こる病気についてです。

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今回は、猫の筋肉疾患、「咀嚼筋筋炎(そしゃくきんきんえん)」「腫瘍随伴性筋炎(しゅようずいはんせいきんえん)」について見ていきます。

咀嚼筋筋炎(そしゃくきんきんえん)

「咀嚼筋筋炎(そしゃくきんきんえん)」は、痛くて顎の開閉が困難になってしまう病気です。

「咀嚼筋筋炎(そしゃくきんきんえん)」の原因・症状

咬筋(こうきん)、側頭筋(そくとうきん)、頬筋(きょうきん)などの咀嚼筋(そしゃくきん)における2M筋線維が炎症を起こす病気が「咀嚼筋筋炎(そしゃくきんきんえん)」です。
「咀嚼筋筋炎(そしゃくきんきんえん)」になると、顎の筋肉、側頭筋に痛みを覚え、顎の開閉が困難な状態になってしまいます。
片側だけに発生するのではなく、両側の顎に発生することが多く、症状が悪化すると筋肉に萎縮が確認されるようになり、そのような状態になると頭の骨が浮き出て見えるようになります。
猫の顎の様子に異常がみられたらすぐに動物病院で診てもらうことが大切です。
動物病院では、咀嚼筋組織生検(そしゃくきんそしきせいけん)、血清中の2M抗体価測定による病理組織診断が行われます。
その他、血液検査、筋電図検査などにより異常が認められることもあります。
治療はステロイド剤の投与によって行われることになるでしょう。

腫瘍随伴性筋炎(しゅようずいはんせいきんえん)

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腫瘍の発生が原因となって発生する、全身性筋炎です。

「腫瘍随伴性筋炎(しゅようずいはんせいきんえん)」の原因・症状

「腫瘍随伴性筋炎(しゅようずいはんせいきんえん)」は、腫瘍に対する特異抗体が正常筋肉組織の交差抗原に反応することで発生します。
自己免疫疾患であると考えられており、症状は「多発性筋炎(たはつせいきんえん)」の症状である、体感、顔面、四肢の筋肉腫脹、疼痛、症状が悪化すると萎縮、虚弱なども発生し、さらにそれに加えて、原発腫瘍に伴う症状がおこり、筋炎に加えて重症筋無力症を伴う場合もあります。
猫にこのような異常が確認されたら直ちに動物病院で診てもらうことが重要です。
動物病院での診断は、病理組織診断、罹患筋肉組織生検、腫瘍の確認により行われます。
また、血液検査で筋肉酵素の上昇や筋電図検査での異常が認められる場合もあります。
治療には、原因となっている腫瘍の外科手術などによる摘出、ステロイド剤の投与によって行われることになるでしょう。

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