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多発性筋炎(たはつせいきんえん)、感染性筋炎(かんせんせいきんえん)、咀嚼筋筋炎(そしゃくきんきんえん) : 飼い主が知っておきたい筋肉疾患

 

筋肉疾患を総称して「ミオパシー」とも呼ばれます。

横たわる猫
今回は、猫の筋肉疾患、「多発性筋炎(たはつせいきんえん)」「感染性筋炎(かんせんせいきんえん)、咀嚼筋筋炎(そしゃくきんきんえん)」について見ていきます。

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多発性筋炎(たはつせいきんえん)

「多発性筋炎(たはつせいきんえん)」は全身の筋肉における炎症です。

「多発性筋炎(たはつせいきんえん)」の原因・症状

「多発性筋炎(たはつせいきんえん)」は感染性と非感染性とに分類され、非感染性の場合、自己免疫疾患が原因と考えられています。
症状として、体感や顔面、四肢における筋肉腫脹、筋肉の萎縮、虚弱が現れます。
初期症状として、罹患筋肉(りかんきんにく)に腫脹、疼痛が現れ、「多発性筋炎(たはつせいきんえん)」が慢性化すると筋肉が萎縮してきます。
また、病状が悪化するに連れ、発熱が見られることが多い病気です。
四肢の筋肉が罹患した場合、歩行障害がおこり、また病気が進行すると咽喉頭部(いんこうとうぶ)の筋肉までおよび、食べ物が喉を通らなくなってしまい吐き出すようになったり、嚥下困難やよだれ、呼吸器障害などの症状が現れます。
眼球筋や心筋、舌筋などに発症することもあります。
猫に異常が認められたらすぐに動物病院で診てもらうことが必要です。
原因の特定のために筋肉組織生検による病理組織学的診断、血液検などによって診断されることになるでしょう。
非感染性の場合はステロイド、免疫抑制剤の投与によって治療が行われます。
また、感染性の場合は抗生物質の投与によって治療が行われます。

感染性筋炎(かんせんせいきんえん)

道で横たわる三毛
「感染性筋炎(かんせんせいきんえん)」は原虫、細菌、真菌、ウイルスの感染によって発生する多発性筋炎です。

「感染性筋炎(かんせんせいきんえん)」の原因・症状

「感染性筋炎(かんせんせいきんえん)」は、「トキソプラズマ」「ネオスポラ」などの原虫、「猫免疫不全ウイルス」などのウイルス、「レプトスピラ」などの細菌、あるいは真菌(カビ)が原因となって発症しますが、猫にとっては珍しい病気です。
症状は、体感や顔面、四肢における筋肉腫脹、筋肉の萎縮、虚弱が認められます。
猫を普段から観察して異常を感じたらただちに動物病院で診てもらう必要があります。
診断は、血清中の各抗体価測定や筋組織生検による病理組織検査を行います。
治療は感受性のある抗生物質の投与などによって行われることになるでしょう。

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