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腸炎(ちょうえん)、肛門嚢炎(こうもんのうえん) : 飼い主が知っておきたい消化器系の病気

 

病気でトイレが不快だと非常に辛いのは猫も一緒です。

苦しむ猫
今回は、猫における消化器系の病気、「腸炎(ちょうえん)」、「肛門嚢炎(こうもんのうえん)」について見ていきます。

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腸炎(ちょうえん)

「腸炎(ちょうえん)」は幼猫によくみられる症状です。

「腸炎(ちょうえん)」の原因・症状

「腸炎(ちょうえん)」になると、下痢や嘔吐、また水を大量に飲むようになったり尿の量が増えたりします。
また、下痢便に血が混ざっている場合は特に腸炎の可能性があります。
幼猫などまだ年齢が若い猫に多く見られる症状で、原因はさまざまですが、キャンピロバクター細菌感染や大腸菌に関連することが多くあります。
原因によっては猫の命に関わることもありますので、早めに獣医師に診てもらうことが大切です。
また、普段から猫のトイレや行動を観察して異常を察知したら直ぐに対処できるようにすることも飼い主の大事な役割です。

肛門嚢炎(こうもんのうえん)

毛づくろい中の猫
猫には肛門の左右に「肛門嚢(こうもんのう)」という袋が2つ存在します。

「肛門嚢炎(こうもんのうえん)」の原因・症状

猫には肛門の左右に肛門嚢(こうもんのう)という袋が肛門の左右に2つあり、肛門腺からの分泌液が貯まるようになっています。
分泌液は淡褐色で、便が肛門を通るときに出るようになっています。
人間にとっては強い臭いで不快に感じられますが、猫にとっては大切で、猫同士のコミュニケーションのために分泌されると考えられています。
「肛門嚢炎(こうもんのうえん)」など肛門嚢腺(こうもんのうせん)に異常が起こる原因は、肛門が汚れていたり、肛門の周りに炎症がみられたりすることで、肛門嚢(こうもんのう)が細菌などに感染し分泌液の濃度が高まり、充満した状態になってしまうことなどが考えられます。
肛門の周りの筋肉が緊張状態になっていたりといったことも原因として考えられます。
肛門嚢(こうもんのう)に分泌液が充満し、細菌感染していると、猫は肛門嚢(こうもんのう)に痛みを感じることとなります。
猫は肛門を気にするようになり、常に肛門の周りを舐めるようになりますが、肛門嚢(こうもんのう)が細菌感染している場合は、口や喉などにも細菌が感染し、「扁桃炎(へんとうえん)」や「咽頭炎(いんとうえん)」になってしまうこともありますので、異常を察知したら動物病院に連れて行って獣医師に診てもらうことが必要です。
もし肛門嚢(こうもんのう)に分泌液が充満した状態であれば、分泌物を排出させることで猫の不快感は和らげることができます。
また肛門嚢(こうもんのう)に炎症を起こしている場合は、細菌感染を治療するために抗生物質の投与などがなされます。
状態が悪化する前に、早期発見し早めの治療をおこなうことが必要です。

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