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鼓腸(こちょう)、下痢 : 飼い主が知っておきたい消化器系の病気

 

「鼓腸(こちょう)」や「下痢(げり)」は消化管における病気の徴候の可能性もあります。

トレイの猫
今回は、猫における消化器系の異常、「鼓腸(こちょう)」、「下痢(げり)」について見ていきます。

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鼓腸(こちょう)

「鼓腸(こちょう)」とは、つまりおならが消化管に充満した状態のことです。

「鼓腸(こちょう)」の原因・症状

「鼓腸」は消化管内にガスが充満した状態のことで、「鼓腸」が見られたからといって直ぐに動物病院へ連れていく必要はありませんが、日常的にみられる場合は消化器系の病気の可能性もありますので獣医師への相談が必要です。
「鼓腸」は食事が原因であることが多く、品質の悪い食事を与えられていると大腸に届くまでの間に十分に消化されず、発酵することでガスが発生するということがあります。
殆どの場合は、特定の食事パターンを避け品質の良い食事を与えるなど、食事の内容を見直すことでよくなりますが、原因特定ができない場合は獣医師に相談するのが最善です。
猫が必要とする栄養素に、タンパク質、炭水化物、脂肪、リン、ビタミン類がありますが、これらがバランスよく含まれているキャットフードを選ぶことが大切です。
また猫の年齢の段階によって必要となる栄養素やエネルギー量が変化するため、年齢にあったキャットフードを選んで与えることも必要なことです。
飼い猫は自分で食事管理をすることができませんので、食事の品質、内容については飼い主が普段から気にしておく必要があります。
普段からの予防策としても、品質の悪い食事を避け、よいキャットフードを与えることが必要です。

下痢(げり)

食事中の猫
「下痢(げり)」自体は病気ではありませんが、どこかが悪いせいで起こる現象なので異常がないか観察する必要があります。

「下痢(げり)」の原因・症状

単に食べ過ぎたせいで下痢を起こすこともありますが、ストレスの徴候として下痢になることもあります。
また、消化管内の病気や真菌感染、コクシジウム、鞭虫(べんちゅう)など内部寄生虫が原因の場合もあります。
大量の血液と粘液を含んだ便の場合は、結腸炎になっている可能性が高く、また、通常とは違った色をした便や、脂っぽく感じられる便も下痢に分類されます。
下痢の状態がひどいと、脱水症状になりそれが原因で腎臓にダメージをうけると死に至ることすらありますので、ひどい場合は獣医師に診てもらうのがよいでしょう。
動物病院で診てもらう際は、下痢の原因を特定するために検便が行われます。
下痢を起こしている原因が細菌の場合は、人間に伝染ることもありますので、猫に触ったあとは手をあらうなどの予防策をしっかり行うようにしましょう。
人間に感染するものとしては、サルモネラ症やキャンピロバクター症などがあります。

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