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耳介血腫、耳介の外傷 : 飼い主が知っておきたい耳の病気

 

耳の病気や怪我から細菌に感染し病状が悪化することもあります。

耳
耳介(じかい)というのは外耳の一部で外に張り出しているところを指しています。
今回は、猫における耳の病気や怪我、「耳介血腫」「耳介の外傷」について見ていきます。

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耳介血腫(じかいけっしゅ)

耳介腫瘍
「耳介血腫」は、耳介に血液がたまってしまって赤く腫れ上がった状態のことです。

「耳介血腫」の原因・症状

「耳介血腫」は、耳介の軟骨層の周囲の皮膚層に血液や漿液(しょうえき)など液体成分が貯まることで発生します。
また猫の免疫反応により血腫ができる場合もあります。
耳介血腫になった場合、痛みに関しては激しい痛みを伴う場合もありますが、痛みを感じないこともあるようです。
見た目は、耳が異常に腫れ上がり非常に痛々しい姿になってしまいます。
血腫ができる原因としては、猫が耳に痒みや痛みを感じて激しく耳介を引っ掻いたり、周りの硬いものにぶつけたりすることで耳の血管が切れて内出血を起こしたりといったことが考えられます。
猫が耳に痒みや痛みを感じる原因としては、ノミやダニが耳に寄生していたり、あるいは細菌などが感染しているということが考えられます。
耳介血腫自体は命に関わるようなものではありませんが、放置することで状況を悪化させてしまう前に、できるだけ早く獣医師に診てもらうことが大切です。

耳介(じかい)の外傷

猫の喧嘩
「耳介の外傷」は、耳に引っかき傷があったり、外傷により耳が割れていたりする状態のことです。

「耳介の外傷」の原因・症状

複数の猫が同居していたり、他の動物と一緒に住んでいる場合、または野良猫のように外にいる猫の場合、他の猫や動物との喧嘩で噛まれたりひっかかれたりして傷つくことが多くあります。
猫の耳は、薄い軟骨からできているため非常に薄く血管が浮き出ているので、傷ついた場合は多量の出血になることもあります。
また傷が小さくても血流に刺激されることで猫が自分できになる耳を引っ掻いたり、頭を振って周りにぶつかったりすることもありますので、早めの治療が大切です。
もし耳介に外傷をおってしまった場合は、まずは傷口を清潔にするために、ぬるま湯500ccに対して小さじ1杯程度を溶かした食塩水で傷口を洗って、耳の損小具合を確認することです。
その後、外傷用の殺菌作用のある軟膏やパウダーを傷口につけて猫が耳を引っ掻いたりしないようにするため包帯を巻く必要がありますので、獣医師に診てもらうのがよいでしょう。

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