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猫のスリスリ行動

 

猫は飼い主に体をスリスリこすりつけてきたり頭をゴツンとぶつけてきたりします。

すりすりメオ
帰宅すると猫は待っていたかのように玄関まで迎えに来てくれて、足元にスリスリからだをこすりつけてきたりします。
飼い主は愛情表現だと思ってメロメロになりますが、どうやら猫にとっての目的は愛情表現ではないようです。

猫が体をスリスリしてくる行動

擦り寄る猫

外出から帰宅すると、猫は飼い主に激しくスリスリと体をこすりつけてくることがあります。
猫に擦り寄ってこられると、「そんなに寂しかったのか」とつい愛おしくなってしまいますが、激しくスリスリしていたかと思うと、何事も無かったかの如くスタスタと離れて行ってしまうものです。
猫がスリスリと自分の体をこすりつける行動の意味は、外から帰ってきた飼い主に対して猫の体にある分泌腺

から出る自分の匂いをつけることで、自分の縄張りを主張するためであると言われています。
つまり猫が自分に対してスリスリしてくるのは、愛情表現というよりは、自分のものとしてマーキングすることで安心したいという意味のようです。
ただ、このスリスリ行動は信頼していない人には行わない行動ですので、スリスリされるということは猫に信頼されているということ。
愛情表現では無くても信頼されている、ということで喜ぶべきなのでしょう。

猫が頭をゴツンとぶつけてくる行動

猫が激しくスリスリ体をこすりつけてくる途中に挟んで、頭をゴツンとぶつけてくることがあります。
なかなか勢い良く頭をぶつけてきますが、この猫が頭をゴツンとぶつける仕草は、飼い主に対してだけではなく、壁や柱や家具など家のものにも行っている姿もよく見かけます。
実は、この頭をゴツンとぶつけるという行動も体をスリスリする行動と意味合いは同じで、分泌腺から出る自分の匂いをつけることでマーキングし、自分の縄張りを主張するということが目的だということです。
猫の体にある分泌腺(臭腺)は複数あり、おでこにある臭腺や、おでこの両腋にあるこめかみ腺、耳の後ろにある側頭線から出る匂いをつけようとすることが頭をゴツンとぶつけるという行動になります。
猫の分泌腺はその他に、上唇の周りにある周口腺、下顎にあるおとがい腺、脇腹、肉球にある臭腺のほか、尻尾にある尾腺、肛門腺などがあります。

腕に乗るメオ
この記事を書いている間にも、我が家のアメショ「メオ」が体をスリスリさせてきたかと思うと、目の前をうろうろした挙句、私の腕の上に体を乗せて「あなたは私のもの」と言わんばかりに邪魔をしてこられました。

 - 猫の行動 ,

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