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猫の「またたび」の好きっぷりにはいつも驚き

 

猫が大好きな「またたび」についてです。

またたびメオ
大好物であることを例えて「猫にまたたび、お女郎に小判」などと言われるほど、猫は「またたび」が大好きです。

猫がまたたびを食べて転げまわる「またたび踊り」

猫に「またたび」を与えると、またたびに擦り寄って転がったり、時には床を転げまわるほどメロメロになってしまいます。
猫がまたたびに反応している姿を「またたび踊り」などと言ったりしますが、猫をこのような状態にしてしまうのもとは一体何なのでしょうか?
また、そもそも通常とは違う状態にさせてしまう「またたび」は、与えても良いものなのでしょうか。

猫をうっとりさせてしまう原因はまたたびの匂いにある

猫を反応させる原因は、「またたび」に含まれている「マタタビラクトン」と「アクチニジン」という物質の臭気であると言われています。
「マタタビ反応」はネコ科の動物に共通で見られる反応のようで、ライオンやトラなども同じ反応を示します。
ただ、「またたび」に反応する猫はおよそ80%くらいのようですので、中には反応しない猫もいます。
また子猫や妊娠中の猫にも「マタタビ反応」は現れないようです。
猫は口蓋に「鋤鼻器(じょびき)」、または「ヤコブソン器官」という嗅覚器官をもっており、そこでフェロモン物質の匂いを感じることができます。
「またたび」の匂いを「鋤鼻器(じょびき)」で感じることで、「マタタビ反応」を引き起こしているようです。

「またたび」という名前の由来

またたびの葉
「またたび」という名前の由来としては、幾つかの説があるようです。
その昔、旅人が疲れきっていたところで「またたび」の実を食したところ、元気になって“また旅”を続けることが出来たというところから「またたび」という名前になった説。
醍醐天皇に仕えた医学者の深根輔仁(ふかねの すけひと)が書いた「本草和名(ほんぞうわみょう)」という薬物辞典では「和多々比(わたたひ)」、平安時代に書かれた「延喜式」には「和太太備(わたたび)」という言葉で記載されているのでそれが変形して「またたび」と呼ばれるようになった説。
実の形が長いものや平らなものがあるので「またつみ」の意味であるというという説などです。

そもそも猫に「またたび」を与えても良いのか

猫の「マタタビ反応」をみていると、普通ではない状態になってしまうので少し心配になってきますが、猫の体に害はないのでしょうか。
「またたび」に含まれている「マタタビラクトン」、「アクチニジン」には麻薬のような常習性はなく、また副作用もないので体を害するということはないようです。
ただし、与え過ぎには注意が必要です。
「マタタビ反応」を引き起こしているのは猫の脳ですので、あまり与え過ぎると呼吸困難になることもあるようですので、極端に与えすぎることは避けるべきです。
ただ、猫の気を引きたい時や、食欲が無いときなどに適度に与える分には問題ありませんので、飼い主はうまく「またたび」を活用するのがよいでしょう。

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