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アンゴラ(ターキッシュアンゴラ) : ウサギではなくネコ

 

高級な「コート」や「セーター」などに使われる「アンゴラ」というと、「ウサギ」や「ヤギ」の毛のことを指しますが、ネコの品種にも「アンゴラ」(ターキッシュアンゴラ)というのがいます。

angora

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アンゴラ(ターキッシュアンゴラ)の起源

起源としては、14世紀のトルコで誕生したと言われています。
トルコではネコは国の宝として大切にされており、この考えは古くから続いています。
一時期、絶滅の危機に瀕したこともあり、計画的に繁殖が試された結果、現在のアンゴラは「シャム」の血などが入り、もともとの「アンゴラ」に近い形になりました。

アンゴラ(ターキッシュアンゴラ)の特徴

純血統の「ターキッシュアンゴラ」の色は白ですが、現在は茶系や黒系のものもいます。
毛足は長めでしっぽが長く、細くてやわらかい毛並みが特徴。
歴史の中で「ペルシャネコ」の血が入ったことで太った時期もありましたが、「シャム」の血により現在は体格はスリムで顔は小さくなりました。
性格は優しくて甘え上手。
一緒に暮らしやすいネコといえます。
ふわふわで真っ白な毛並みは優雅な印象を受けます。
ただ、純白なホワイトは子供のうち(2歳くらい)までのようで、それ以降はかすかな色味がついてくるようです。

衣服に使われる毛皮としては「アンゴラウサギ」が有名ですが、そのふわふわさ加減でいうとネコのアンゴラも負けてはいません。

「アンゴラ(ターキッシュアンゴラ)」の基本データ

英語表記Angora(Turkish Angora)
原産地トルコ
誕生時期1400年代
発生スタイル自然発生(※長時間をかけて種として確立されてきた品種)
公認団体CFA(The Cat Fanciers’ Association)、TICA(The International Cat Association)
ボディタイプオリエンタル(※細くて長い)
カラー毛色:ホワイト、ブラックなどの単色の他、タビー、キャリコ、バイカラーなど多数、目色:毛色に準ずる

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