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シャム : 高級感ただようタイ王国の猫

 

タイ王国の王族や僧侶に愛されていたネコ「シャム」についてです。

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンスby Karin Langner-Bahmann, upload von Martin Bahmann

シャムの起源

もともとは「タイ」のネコで、王族や僧侶など高貴な身分の人たちに飼われていたネコだと言われています。
「シャム」というのはタイ王国の旧名のこと、別名「ロイヤルキャットオブシャム」とも言います。
「タイ」のネコとしては、古来より3種類のネコが存在し、シャム、シィ・サワット、スパラックという品種のネコが存在していました。
シャムは1884年当時タイのイギリス総領事だったゴードン氏に寄贈されイギリス本国へ渡ることとなります。
その後、イギリスロンドンで開催されたキャットショーでシャムが注目を集め、世界的に広まり人気の品種となりました。

シャムの特徴

体格はスリムで、毛足は短く、毛並みやその色合いは高級感あふれるネコといった印象です。
瞳の色が「サファイアブルー」であることも、高級感を感じさせる要因だと思います。
性格も、気高く、感受性あふれ、賢い、(言い方を変えるとうるさくて落ち着きのない)ネコがシャムの中には多いようです。

 

「シャム」ネコというと、私が子供のころ(30年くらい前)にとても流行っていた記憶があります。
父親のものだったと思いますが、家に「シャム」ネコのとってがついたブラシがあったこともあり私にとっては割りと身近な品種のように感じます。
「シャム」ネコというと、私の印象は、「昔のお金持ちの家のネコ」とか「うるさいネコ」というイメージです。
あまり私が飼いたいと思うネコのイメージとは当てはまらないというのが正直なところです。
ただ、一般的には「気高さ」「高級感」といった印象から、悪い印象はないように思います。
「シャム」ネコは、昔から一つのブランドなのかもしれません。

「シャム」の基本データ

英語表記Siamese
原産地タイ
誕生時期1300年代
発生スタイル自然発生(※長時間をかけて種として確立されてきた品種)
公認団体CFA(The Cat Fanciers’ Association)、TICA(The International Cat Association)
ボディタイプオリエンタル(※細くて長い)
カラー毛色:シールポイント、チョコレートポイント、ブルーポイント、ライラックポイントなど、目色:サファイアブルー

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