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スノーシュー : 白い靴下を履いている猫

 

「シャム」の中から偶然発見された白い足先のネコ「スノーシュー」についてです。

snowshoe

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスby Katlin Christine Knutson

スノーシューの起源

「スノーシュー」は、1960年代に、「シャム」のブリーダーだったアメリカペンシルバニア州のドロシーハインズという女性が、「シャム」の子猫の中に白い靴下をはいたように脚の先が白いネコを偶然に見つけたことから始まりました。
その後、足先が白いネコを意図的に繁殖させようとし交配を試した結果、「アメリカンショートヘア」との交配が「スノーシュー」の繁殖に適していることを発見し、「スノーシュー」が確立されていきました。
足先が白い模様のネコの遺伝子は劣勢遺伝であったため、「スノーシュー」を繁殖させることは簡単ではなく、定着させるまでには長い時間がかかりました。
現在でも数が少ない品種で、「スノーシュー」という品種もあまり広くは知られない存在です。
ブリーダーによる繁殖の結果、1980年代にTICA(The International Cat Association)に正式にネコの品種として公認されることとなります。

スノーシューの特徴

「スノーシュー」の特徴は、その名前にもある通り、足先が白く雪靴をはいているような、もしくは白い靴下を履いているような模様です。
白い模様は足先に加え、口の部分や喉の部分にも見られます。
「スノーシュー」は生まれたばかりの時は、全身の毛色はホワイトですが、数週間後から徐々に濃い色の毛が生えてきます。
「シャム」から生まれたということもあり、目の色はブルーです。
また「アメリカンショートヘア」のように、体は細身ですがとても筋肉質な体つきをしています。
「スノーシュー」の性格は、とても甘えん坊で遊び好き、飼い主にかまってもらいたいので、よくいたずらもします。
また頭もよく賢いネコです。
よく鳴くネコが多いため、静かな暮らしには不向きですが、しっかり愛情を注いで楽しいネコライフを過ごしたい人にとっては向いているネコです。

「スノーシュー」の基本データ

英語表記Snowshoe
原産地アメリカ合衆国
誕生時期1960年代
発生スタイル人為的発生(※ブリーダーが猫同士を交配させて生まれた品種)
公認団体TICA(The International Cat Association)
ボディタイプセミフォーリン(※やや細身)
カラー毛色:チョコレート、ホワイト、シナモン、ブルー、クリームなど、目色:ブルー

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